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2017.08.29
『販促品・ノベルティ商品』の歴史
こんにちは。
入社4年目のタカダです。
月日が経つのは早いもので、ノベルティ業界の世界に足を踏み入れ、3年と4ヵ月が経過致しました。
恥ずかしながら入社当初は『販売品』と『販促品・ノベルティ商品』の区別もよく分かりませんでした。
名入れって何?
シルク印刷って何?
1Cって…
そんな所からスタートし、現在に至っている訳ですが時と
経験と共に、色々な事が分かるようになってきました。
それでも、まだまだ分からない事は沢山あります。
では、根本であるノベルティ商品って何だろう?
ノベルティ商品の始まりって?
と、気になったので調べてみました。
新人のまーくんも
『ノベルティ業界で仕事をしていくうえで、歴史を辿ることは非常に有効です。』
と言っていたので!
日本で初めてノベルティに相当するものが作られたのは江戸時代と言われております。
江戸時代の中頃に、様々な業種のお店で客寄せをする為に「引き札」という物を作り、無料で配られていました。引き札は今で言うセールのチラシのような物で、当時には珍しい印刷物でした。
今では日常で当たり前にあるものですが、当時の日本国民にとってはとても珍しく貴重な物であり、大喜びで貰い、家の中に飾っている人もいたほどです。
その引き札には浮世絵や美人画などの絵が描かれていて、これが無料で貰えるというので大勢のお客さんがお店に訪れていたと言われています。つまり引き札目当てで訪れるお客さんが存在したということです。遠くから訪れるお客さんや、一部では熱心な引き札の収集家もいました。
引き札には商品名や店名も印刷されていたため、お客さんに対する宣伝効果が高い販促グッズの元祖とも言えるものであり、ここから販促物の歴史がはじまったとされています。
なるほど!
江戸時代から始まり脈々と形を変え現在に繋がっている。
そう考えると…
ロマンですねっ!!
では、今回はここまで。
ちなみにこちらが『引き札』です。