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2020.04.10
知多木綿知ってますか。
おはようございます!こんにちは!こんばんは!久しぶりのモリリンです。
皆さんこの時期いかがお過ごしでしょうか。子供の休校などで大変な方々や慣れないテレワークで出社するより疲れている方も多い方とおもいます。緊急事態宣言も出てしまい不安になってしまいますが、新型コロナ関連のお話は専門家の方に任せて今日は知多半島で400年以上の歴史のある知多木綿についてご紹介させていただきます。
「知多木綿の歴史」
知多木綿の歴史は古く、江戸時代初期・慶長年間(1596-1615)。生(き)白(じろ)木綿として生産され、伊勢や松坂で晒(さらし)加工が施された後、江戸に送られていました。
江戸中期・天明年間(1781-1789)に旧岡田村(現知多市)中嶋七右衛門らが晒技術を得て生産を開始。その美しい白さから江戸で評判となり『知多晒』として広く知られるようになります。
さらに明治になり、岡田で織機の研究をしていた豊田佐吉翁が日本初の動力織機「豊田式汽力織機」を発明。ほどなくしてこの自動織機をいち早く認めた乙川村(現半田市)の石川藤八と共に「乙川綿布合資会社」を設立し、自動化と品質の高さで一躍有名産地となっていきました。
現在、織布工場も限られるようになりましたが、400余年連綿と続く知多木綿で培った技術とこだわりをそれぞれの工場で次の世代へと受け継いでいこうとしています。
歴史と伝統のある知多木綿ですが、PR不足もあり世の中にあまり知られていませんでしたが、知多印刷グループでエプロンなどの製品化をして知多木綿を絶賛売り出し中です。
現在この知多木綿を使ってマスクの制作を考えていますので、マスク制作が出来ましたらまたお知らせをさせていただきます。